インポは早漏になりやすい説は本当でしょうか?
インポは早漏になりやすいという説がありますが、本当でしょうか?
両方の症状を改善する、ちんこを元気にする方法は?
ドイツ語のインポテンツを短くした、インポは、勃起不全を意味します。
最近あまり聞かれなくなったインポに代わり、一般に広く知られているのは、英語のED。
インポと同じく、EDは勃起不全の意味です。
勃起不全とは、勃起しない状態、または勃起してもそれが持続しないために、十分に満足を得られる性行為ができない症状を指します。
日本人男性の4人に1人は、勃起不全もしくはその疑いがあると言われています。
日本人成人男性なら、誰でもかかる、と言ってもいいほどの割合です。
かつては、中高年特有の症状とされていたインポ。
それが最近では20代から30代の若い世代で勃起不全の自覚症状を訴える人が急増しています。
1.インポになる原因
インポの原因は、大きく分けて3つあります。
心因性、器質性、薬物性、です。
心因性は、脳への性的刺激や興奮を伝える働きへの支障で、勃起不全を起こすタイプです。
過度な緊張や、女性や性行為に関するトラウマなどが挙げられます。
器質性要因とは、病気やケガ、また手術などにより神経や生体が傷つけられて、勃起のメカニズムに支障をきたすケースを指します。
また過度な飲酒、タバコ、過食などによる生活習慣病もこの要因に含まれます。
薬物性とは、勃起不全が薬の副作用によって起こる場合を指します。
高血圧を抑制する降圧剤、また糖尿病の治療薬の副作用が、これに該当するそうです。
2.インポは早漏になりやすい?
インポの人は、早漏になりやすいという説があります。
インポが勃起の問題であるのに対して、早漏は射精に関わる問題で、射精障害と言われます。
勃起も射精も脳に支配されていると言われています。
勃起は自立神経の副交感神経の働きで、射精は交感神経の働きによって、それぞれ成立しています。
前者がリラックスした時に作用する一方、後者は興奮によって作用します。
脳と神経に密接に関係する勃起と射精。
心因性のインポの場合は早漏、または遅漏の症状が併発しても不思議ではありません。
3.インポと早漏のどちらを治すか?
インポと早漏の両方を併発している場合、どちらを優先して治療すべきでしょうか?
答えは、インポです。
心因性による勃起の問題を修正することで、射精障害の改善も期待できます。
インポの治療方法は、症状によって異なります。
専門医に相談して、自分の症状に合う、ちんこを元気にする方法を見つけましょう。