緊張で勃起しない妊活ED
勃起しない、勃起しづらい、また勃起しても長続きしない等の症状は勃起不全、いわゆるEDの可能性があります。
ストレスや緊張などの心理的な要因から発症する心因性、神経や器官などの障害から発症する器質性などEDの原因はさまざま。
加齢による体力や精力の低下、また加齢で発症しやすくなる神経や器官の病気や障害を原因とする器質性EDは中高年層に多くみられます。
一方、心理的な要因から発症する心因性EDはどちらかというと若い世代に多くみられます。
心因性EDが若い世代に多い理由の一つとして注視されているのが、社会現象としての晩婚化とそれに伴う妊活です。
1.進行する晩婚化と晩産化
平成25年版厚生労働白書によると、日本人の平均初婚年齢は2012年時点で、夫が30.8歳、妻は29.2歳でした。
その約30年前、1980年の調査結果では、夫が27.8歳で、妻は25.2歳。
つまり、30年の間に日本人の平均初婚年齢は夫が3.0歳、妻は4.0歳も上昇したことになります。
これは男女ともにみられる大学進学率の上昇、また急速な女性の社会進出などが背景として考えられます。
2.緊張で勃起しない婚活EDの増加
最近は40歳を超えて初めての出産というのも珍しくはなくなりました。
しかし身体的観点からすると、女性が出産するに相応しい年齢は、20代後半までと言われています。
結婚した時点ですでに出産適齢期に達している、または超えている妻にしてみれば、1日も早い妊娠や出産を望むのも無理はありません。
その妻の熱意のあまり、排卵期に集中し、妊娠するためだけのセックスを強いられる夫。
射精のプレッシャーとストレスによる緊張で勃起不全になってしまう、という現象が増加しています。
慌てた妻が、ちんこを元気にする方法として、精力剤やサプリを夫に飲ませて、問題を複雑化させてしまうことも少なくないようです。
3.婚活EDの特効薬はおもいやり
日本に限らず、多くの先進国にみられる晩婚化および晩産化に歯止めをかけるのは難しそうです。
高齢での出産も可能にする不妊治療の進歩も、晩婚化への抵抗を軽減してしまい、ある意味では罪深いかもしれません。
残念ながら婚活EDは今後も増加していくかもしれません。
ED解消のために、ちんこを元気にする方法はいろいろありますが、婚活EDの解消には
どういう方法が1番いいのでしょうか。
それは、パートナーへのおもいやり、です。